鳥海山・飛島ジオパーク『町内ジオサイト』候補地の紹介
ジオサイトとは、地質や地形、生物、歴史など、そのジオパークを特色づける見学ポイント、拠点となる資料などの施設があるエリアのことです。
現在、遊佐町エリア内では26ヶ所をジオサイト候補地としています。
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鳥海湖 | |
鳥海山7合目にある火口湖。 雪解けとともに数多くの高山植物が花を咲かせます。御浜神社からは鍋森の溶岩ドームも観察できる鳥海山随一の景観ポイントです。 |
三崎 | |
約3,000年前に噴出した鳥海山の猿穴溶岩から形成されており、北から観音崎、大師崎、不動崎の3つの岬が断崖となり日本海に接しています。にかほ市(秋田県)から遊佐町にまたがる三崎公園一帯は、常緑照葉樹のタブ林が拡がっています。平成27年には「おくのほそ道の風景地 三埼(大師崎)」として、国の名勝に指定されました。変わらずに残されてきたものと移ろいゆくものを同時に捉えようとした芭蕉の「不易流行」の精神を表す場所のひとつといえます。 |
遊佐の小正月行事 | |
鳥海山が日本海に接する辺りに位置する女鹿、滝ノ浦、鳥崎集落。各集落に伝わるアマハゲ、鳥追い、ホンデ焼きなどの一連の行事が「遊佐の小正月行事」として平成11年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。一見して同じように見えるアマハゲですが、面、ケンダン(蓑)、所作は、それぞれの集落によって異なります。滝ノ浦のアマハゲは、声を発してはならないとされています。 |
釜磯 | |
鳥海山の溶岩の層を流れてきた地下水が豊富な湧水となって砂浜に湧き出だしています。 沖まで溶岩が流れ込んでいるため、海中にも湧水が湧き出しており、温度差によるプランクトンの発生が豊かな海産資源を生み出しています。 |
十六羅漢岩 | |
吹浦海禅寺第21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、明治元年22体の磨岩物を完工しました。 16の羅漢に釈迦牟尼、文殊、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の像を合わせて22体。 |
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